カンタ!ティモール観ました
とっても心に染み込む言葉と歌がたくさんありました。
※めっちゃ長いので時間がある方は読んでね。
ざっくり言うと
250年間の植民地支配。日本もその中のひとつ。24年間のインドネシアとの独立戦争3人に1人亡くなったのだそう。
歌に心をのせて人々は歌う。
彼らは精霊や大地との共に生きてきて、その繋がりの中で人とも繋がって生きています。
従兄弟、叔父などの言葉は無くてみんな家族で、大人の女性は
みんなお母さんで、男性はみんなお父さん、子供たちはみんな兄弟なのだそうです。みんなで暮らしています。大地との繋がり、人々との繋がり。
これが調和なんだと思いました
悲しみと子供達の笑顔がたくさんの作品でした。
彼らはやられても90パーセントの家を焼かれても報復しませんでした。報復はまた新たな悲しみを産むから、とインドネシアの兵に自分達は独立したいだけだからと愛を伝え無傷で帰還させます。
恨んではいない、と映画の中で人々が言っていました。
遺体はみんな捨てられてしまったので、身体の一部だけでも会いたいと言っていました。
シャーマンに
これから人類の未来について聞くシーンがありました。
正確に覚えていませんが
シャーマンは
自分の土地に感謝して大切にすることが大切だと言いました。
よく考えてみれば、
昔はそこの水を飲み、食糧を食べ、産まれ死に、私だったら
完全な袋井市太田の土地のエネルギー、土地そのものだったんだな、っとハッとしました。だからその地の精霊たちと触れ合えたのかな、、、と思いました。考え方を変えると幅広く地球を摂取してることにはなるんだけど、なんだかよくわからない遠い物ばかり口にしてるな、と思います。
311以後東北に居て、その後東京に居て、さあ、これからどこへ行こうかと考えた時に、
導かれる先がないのなら
産まれた所へ帰って、そこの地の物を食べよう。出来るだけ自分で作ろう。それで被曝したり病気になっても産まれたところだからと1番納得出来るだろう、遠くの人じゃなくて近くの人の役にたつことしようと思って帰ってきました。
ブレたな。
そのことを思い出しました。
私は以前バリに一ヶ月ほどいた時の事も思い出しました。ほとんどをウブドで過ごしました。バリはヒンドゥーですが、土着の信仰と混ざって
バリヒンドゥーを信仰しています。バリにはたくさん精霊が居てもう、怖いよって思う位の圧さえあることも。
たくさんの人が見えない物を敬い生きていました。
見えない物、土地、先祖を敬う事大切にしなきゃ。
今回1番の気づきは
彼らの報復しない精神でした。
戦うというより守る。
個ではなく、もうティモールそのものとしての意識を感じました。
だからと言って私はJAPAN!
って事を思った訳ではなく
正義として何かを敵とする場合、やはり良い悪いではなく、
争いになること。正義ならば良いということはない。みな正義の為に争うのだから。たくさんの正義がある。大切なのは正義じゃなくて無敵ということ。
マザーテレサの言葉
反戦運動はしないけど
平和の活動ならします
という通り
反戦はそこに対立が産まれる。
私は交戦的な正確なので
自分の信じるものの為に戦ってしまう。
あーあ、やっちまってたな
って感じでした。うすうす気づいていましたが、はっきり
あーあって感じでした。
無敵でいよう。
ウルトラの母になろう。
あと、驚くことに
東ティモール独立に、油田の値段が上がることを嫌がって
日本は反対しました。
インドネシア側についたの。
私たちが、豊かな生活を望む為に、戦争に加担していたり、大きな環境破壊を起こしていることがたくさんある。知らないだけでたくさんある。
地下資源問題。
出来るだけ考えて選んで買い物しよ。生活しよ。
都合の良いことだけ耳に入れるのではなくて、いろんなものの上に成り立ってる今を
感謝し続けたい。
とても大切なことをたくさん思い出しました。考えました。
これからの上映スケジュール
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